光のアートでおさんぽカフェwith むてんかスタイルマーケット!(仮称)の会場の寸法調査

10/27(日)に予定している光のアートでおさんぽカフェwith むてんかスタイルマーケット!(仮称)の会場の寸法調査。

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ここは泉佐野市立大木小学校で、こんなに素晴らしい木造校舎なんです。

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みんなのまちづくり隊で、大木HOTAL(Heartful Ogi Tie Art Light)というプロジェクトとして、今回考えています。

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まだまだ準備中なので、詳細は未定ですが、照明アーティストさんや芸術系学生さんでご興味のある方はご連絡下さい。

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【国の重要文化財の特別拝観・説明会が実現!】

【国の重要文化財の特別拝観・説明会が実現!】

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今回のおさんぽカフェの目玉である、国の重要文化財「摂社幸神社本殿」を目の前で拝観させていただける機会をいただきます。

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本来ならば、外からしか拝観できないのですが、1回だけ特別に拝殿の中に入って拝観させていただける上に、宮司さんから火走神社に関する説明会を行っていただけることになりました。

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12月から3ヶ年の全解体修理が始まり、しばらく見ることができなくなるので、是非この貴重な機会をご活用ください。

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時間は次の通りです。

日時:おさんぽカフェ当日7月23日(日) 12時00分

火走神社の摂社幸神社本殿は平成5年に国の重要文化財の指定を受け、中央の本殿は同年、泉佐野市指定文化財に指定しています。

摂社幸神社本殿は、次の特徴を有しています。

①大阪府内の重要文化財の中でも建立時期が古く、歴史上価値が高い。

②当初の部材や彩色などがほぼ現存し、室町時代の建築様式や建立技術を未来にも伝える学術的な価値が非常に高い。

③火走神社は日本有数の中世荘園の日根荘の世界を伝える貴重な場所、国の史跡地にあり、当時から受け継がれた社殿の存在は、泉南の中世地域史を語る上で、非常に重要である。

④『政基旅引付』には火走神社で風流などといった伝統的な芸能が披露されたり、村人たちとの生活と強い関わりをもったことが描かれ、今も地域の人々によって500年以上も昔のいにしえから守り伝え続けられている。

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今も秋の祭礼「大木の担いだんじり」をはじめ境内で行われる色々なお祀りごとがこれからも継承され、この神社は日本の歴史文化を伝える貴重な文化財といえます。

オーナー様お宅訪問会 (要予約 限定6名)募集

実際の無添加住宅に住んでいるオーナー様の生の声をお客様の耳で直接聞いてみて下さい。

今回のお宅はお風呂のユニットバスを除き、フルの無添加住宅です。室内の空気感や匂いなど五感で感じ取ってみて下さい。

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天井も吹抜けがあり、子供は4人いるので、最小限にしていますが、前室には子供たち共有のスペース(図書コーナー)があったり、家族全員の衣服を収納して着替えることができるオールインクローゼットもあります。
また、ペットも飼われていますが、無添加しっくいの空間では臭いがつきにくいということも確認できるかと思います。


6/18(日) 13:30~15:00
参加費:無料
場所:和歌山市内
13:30 現地集合となります。(ご予約いただいた方には詳細住所をお伝えします)
途中、座談会も予定しており、お気軽にオーナー様へ質問していただけるお時間もご用意しています。
・参加者全員にオリジナルキーホルダープレゼント!

■参加ご希望の方は、3つの方法があります。
・ここの【参加】ボタンを押し、メッセージで氏名・住所・電話番号を送信して下さい
・電話で連絡する090-8982-5569
・ホームページから問合せフォームより申込む
 http://mutenkastyle.jp/wants/toiawase.html

※無添加住宅リノベーションの建物です。

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三重県にある「海の博物館」へ行ってきました

三重県にある「海の博物館」へ行ってきました・・・建築の設計は内藤廣氏。
画像に含まれている可能性があるもの:空、屋外
画像に含まれている可能性があるもの:空、家、木、屋外
ここへは3度目ですが、いつ来ても良いなと思います。海の文化がたくさん学べるし、楽しめます。
画像に含まれている可能性があるもの:植物
画像に含まれている可能性があるもの:屋外、水
全国の木造船がズラリと並んでいるのは圧巻。
画像に含まれている可能性があるもの:室内
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、立ってる(複数の人)、屋外、室内
ここでも海女さんのことが多く語られています。
画像に含まれている可能性があるもの:海、空、雲、屋外、水、自然
体験できたこととしては、櫓(ろ)こぎをさせてもらい、櫓と櫂のちがいを教えてもらいました。
画像に含まれている可能性があるもの:1人以上、室内

体験ワークショップとしては貝紫染めが珍しい。
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画像に含まれている可能性があるもの:室内
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ラ・コリーナ近江八幡・・・設計は藤森照信氏

ラ・コリーナ近江八幡・・・設計は藤森照信氏
たねや&クラブハリエグループの旗艦店で、甲子園3個分の敷地にたくさんの建物が計画されていて、今年の6月下旬頃にはほぼ全体の建物が完成するようです。

屋根は藤森さんお馴染みの草屋根、壁は土壁と漆喰。

画像に含まれている可能性があるもの:木、植物、空、屋外
自動代替テキストはありません。

このインテリアは、なかなかのセンスです。たねやの和菓子の型をとるもので、様々な彫刻がなされています。
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窓から眺める風景はとてもホッとさせてくれます。あえて窓の周囲の額縁は必要ないですね。
画像に含まれている可能性があるもの:屋外
画像に含まれている可能性があるもの:木、山、屋外
外灯の支柱は焼杉で覆われています。
自動代替テキストはありません。
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トイレの中の扉などは米松の粗い仕上げが周囲に馴染んでます。
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無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(5)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(5) 11/15~22まで、無添加住宅の原点であるヨーロッパ、フランス南西部~アンドラ公国~スペインへ視察に行って来ました。このツアーは無添加住宅の代理店をされている社員様で、北海道から九州まで、約40名で行きました。今回は4日目後半、バルセロナ市内のガウディ建築を中心に紹介します。
バルセロナ(Barcelona、カタルーニャ語の発音では[bəɾsəˈlonə](バルサローナ))は、スペインの首都マドリードに次ぐ第2の都市である。スペイン北東部に位置するカタルーニャ州の州都で、バルセロナ県の県都でもある。カタルーニャ州及びバルセロナ県のいずれにおいても、人口の大半を占めるプライメイトシティ(一極集中型都市)である。行政市としては約160万人の人口である。2011年の近郊を含む都市圏人口は421万人であり、スペイン第2位、欧州でも有数の規模である[3]。 14世紀に建設された城塞を起源とする旧市街と、1859年の大拡張計画によって建設された碁盤の目のように正方形の街区が並ぶ新市街からなる。都心部では人口が減少し、周辺部や都市圏外に流出しており、ドーナツ化現象に脅かされている。【ウィキペディアより】
 
バルセロナに入ると風景はパリやミラノなどの都市とあまり変わらない風景に思えた。
 
アントニーガウディ作の初めは「カサ・バトリョ」1877年竣工(2005年世界遺産登録)   ガウディ作の街灯
 
カサミラとカサバトリョのちょうど中間あたりでランチをとることに。この日は午前中にアンドラとピレネー山頂へ行った為、2時くらいになってしまった。   ガウディ作のベンチ
 
 
 
ランチはパエリアとスープ、デザートにブリュレ    
2つ目は「カサ・ミラ」1907年竣工【1984年に世界遺産登録】 カサ・ミラは直線部分をまったくもたない建造物になっていて、壮麗で非常に印象的な建物であす。外観の波打つ曲線は地中海をイメージして作られた。
 
かつては完成まで300年はかかると予想されていた工事だが、スペインの経済成長や入場料収入などに支えられて進捗は加速し、公式発表ではガウディ没後100周年目の2026年に完成するとされている。右上の広い部分がまだ着工されていない部分。
 
サグラダファミリア大聖堂の今現在の全体像です。2005年には建設途中ながら、生誕のファサードの部分がアントニ・ガウディの作品群としてユネスコの世界遺産に登録された。写真の右半分がガウディが作られた部分。
 
しかしこの壮大な建築ですが、ふと建物の側面を見てみると・・・ とてもショックな光景を目にしてしまいました。それは・・・ 鉄筋コンクリートで作られているのです! 見てはいけないものを見てしまったのです。今まで、石造りで、石の彫刻で造られてきたこの大聖堂ですが、これまでも長い年月がかかりましたし、またこれからも終わることの無い建築として、彫刻として代々受け継がれていくであろうと思っていましたが、あと14年でできるということが、何かおかしいなとも思いました。 私個人の意見としては特に完成しなくても良いし、急ぐ必要も無いと思うのです。近代的な技術力かもしれませんが、今でも十分入場料収入はあるし、教会としての機能も使えるわけです。 今まで、石造りで造られてきた部分は、今後も多少の修復は必要ですが、石自身の耐久年数は計り知れないもので、これがコンクリートとなると、元は石灰岩とは言え、アルカリが大気中のCO2で中和され、中性化していき、コンクリートの強度は落ちていくばかり、高耐久性コンクリートとしても100年足らずしか持ちません。この急ぐ理由が理解できません。 この建物は永遠に完成することの無い建物としてあり続けて欲しかった・・・(泣)
日本人彫刻家 外尾悦郎さんが彫刻し、2000年に生誕の門が完成した。
外壁の表面テクスチャーです    
皆さん、上空を見上げている様子。ヘッドホンをしているのは、ガイドさんが無線で全員に話しかけてくれています。
 
大聖堂の内部はとても天井が高く、壮大です。一部明るくなっていますが、まだステンドグラスが全て入っていないためです。   ステンドグラスからの木漏れ日はとても幻想的です。
 
ガウディの肖像写真  
 
地下には博物館があり、彫刻する為の模型や工作室なども見ることができます。
 
こちらは元サグラダファミリア小学校。こちらもガウディ作
ホテルリアルト  
 
夜のバルセロナ市街   狭い路地でも意外と明るいので、人通りも多い。
ホテルのすぐ近くにバルセロナ市庁舎があります。
 
カサ・バトリョの夜景です。    
 
こちらは、バトリョのすぐ近くに伊東豊雄氏設計のホテル(Suite Avenue)のファサード改修計画がありました。    
昼に見ましたが、夜にもう一度間近で見ようと、ホテルから歩いてカサ・ミラの夜景を見に来ました。
ホテルにて最後の晩餐となる夕食です。
今回のツアーコンダクター松村さんにもお世話になり、ありがとうございました。
 
秋田社長より最後のごあいさつがありました。
翌朝、7時にバスでバルセロナ国際空港まで出発。皆さん、本当にお疲れ様でした。
バルセロナ周辺地図 グーグルマップはここをクリック
むてんかスタイルふくろや
自然素材の材料選び応援隊

無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(4)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(4) 11/15~22まで、無添加住宅の原点であるヨーロッパ、フランス南西部~アンドラ公国~スペインへ視察に行って来ました。このツアーは無添加住宅の代理店をされている社員様で、北海道から九州まで、約40名で行きました。今回は4日目、フランスとスペインの国境にあるアンドラ公国からピレネー山脈を超え、スペイン・バルセロナまでの行程を紹介します。
ピレネー山脈に山あい、スペインとフランスに国境を接したアンドラ公国では、天然石で葺いた屋根、石張りの壁・・・・自然素材だけで建てられた家に人々は何世代にもわたって住み続け、築後500年近く経ったいまも美観が損なわれることなく存在しています。 今回は、この無添加住宅のデザインのルーツともなるアンドラでの建物を探求していきたいと思います。
 
アンドラ公国は、古びた家の集まった村というイメージだけが頭にあったので、この街の風景を見ると、それらが一変して消え去ってしまいました。フランスは消費税が19%あり、アンドラ公国は4%しかないのでショッピングに来る人が多いというので、こんな山の中の谷間でもショップがたくさんあります。
ビルの外壁にも粘板岩をタイル状にして貼っている。
アンドラ・リベリャ周辺地図 グーグルマップはここをクリック
 
 
数年前から建設ラッシュで、昔の面影が無くなっている様だが、まだまだ建設ラッシュは続いています。
ラベリャの街はピレネー山脈に囲まれているので、朝日があたりません。
アンドラ・カニーリョ地域は、細い路地の中を通って行きます。  
 
階段の段板には、粘板岩の平板が使われていました。無添加住宅で、扱っているクールーフグレーの天板ととても良く似ています。
ようやく細い路地を掻き分け、無添加住宅のデザインの原点ともなる家が見つかりました。屋根は粘板岩(玄昌石)で、壁も石積み。とても風格と風合いがあります。
 
アンドラにある家と無添加住宅ができた時に秋田社長がデザインされた家と、とても通ずるものがあります。  
 
 
 
 
花壇の立ち上がりの縁には、粘板岩を配置されていました。   こちらは、アンドラ公国の国王邸が山のふもとに見えます。
無添加住宅原点の家周辺地図 グーグルマップはここをクリック
アンドラを後にして、ピレネー山脈をバスで登ることにしました。途中、粘板岩の岩が崩れ、こういう石を屋根や壁に使用しているのだと思われます。
ピレネー山頂までもう少しです。
ようやく山頂に到着したのですが、スペインへの峠越えが雪のため、できず、急きょ戻って、トンネルを抜ける行程に変更となった為、山頂でのフリータイムは10分しかありませんでした。
  皆さん大急ぎで写真撮影しました
 
山頂はスキー場のようで白銀の世界です。
ピレネー山頂周辺地図 グーグルマップはここをクリック
トンネルを過ぎると、スペインとの国境。ここでは、税関のためトランクの荷物検査がありました。問題なく、通過できました。写真撮影が出来なかったので、Googleストリートビューの画像をお借りしています。
岩をくり貫いただけのトンネルがありました
湖 Panta d'Oliana の絶景ポイントの地図 グーグルマップはここをクリック
岩の色が赤く変わり始めました。この地の家はこういう赤い岩で外壁や屋根に使用していると思われます。
トイレ休憩した周辺の地図 グーグルマップはここをクリック
ポツンと建っている建物も絵になる風景
外壁や屋根の色が赤いものが増えてきた
奇妙な山の形をしています。モンセラート山。「モンセラート」とは「ギザギザな山(のこぎり山)」という意味があり、遠くからも見ることができる山肌の形状に由来している。ピンク色の礫岩などの堆積岩によって構成されている。これらは登山家にはよく知られている。
モンセラート山が見れる周辺の地図  グーグルマップはここをクリック
ようやくスペイン・バルセロナの街に到着しました。ここへ来るまで、バスの中でツアーコンダクターの方がバルセロナはとてもスリが多く、被害が続出していることを嫌というほど聞かされ、皆さん、バスから降りるのが怖くなるほどでした。 バルセロナでの内容は次回につづきます。
アンドラ~バルセロナまでの周辺地図 グーグルマップはここをクリック
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自然素材の材料選び応援隊

無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(3)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(3) 11/15~22まで、無添加住宅の原点であるヨーロッパ、フランス南西部~アンドラ公国~スペインへ視察に行って来ました。このツアーは無添加住宅の代理店をされている社員様で、北海道から九州まで、約40名で行きました。今回は3日目、フランスのルルドから東へ途中カンパンを通り、約300kmのところにあるアンドラ公国・リベリャまでの行程を紹介します。
ルルド(Lourdes) は、フランスとスペインの国境になっているピレネー山脈のふもと、フランスの南西部のオート=ピレネー県の人口15000人ほどの小さな町。聖母マリアの出現と「ルルドの泉」で知られ、カトリック教会の巡礼地ともなっている。
城壁は二重になっていますが、古いものは5~6世紀、西ゴート族によって、新しいものは、13世紀にフランス国王が築いたものだそうです。塔は全部で52もあります。19世紀初めに文化財保護として昔の姿に復元されました。
「聖母」が「洞窟の岩の下の方へ行くように指差した」ところ、泥水が少し湧いてきて、次第にそれは清水になって飲めるようになったという。これがルルドの泉の始まりらしい。
石灰岩の岩の上に建っている家があります。  
  洞窟の奥に建てられた白いマリア像の左下には、今もこんこんと湧き続ける泉があり、そこでは熱心に祈りを捧げている人が見られる。泉の水は、水汲み場の水道から自由に汲むことができ、ボトルに詰めて持ち帰る人がたくさんいる。
 
ホテル メルキュールルルドアンペリアル   翌朝、ルルドを出発
ルルドの泉 グーグルマップはここをクリック
早朝からカンパン近くのボードゥアンの街を散策しました。
カンパン近くのボードゥアン周辺  グーグルマップのここをクリック
 
    この穴は天然の冷蔵室として使われていました。穴の下には水が流れています。
壁にも粘板岩(玄昌石)が貼られています。
郵便ポストの屋根も粘板岩で1枚1枚丁寧に葺かれていました。  
 
カンパン・ルベラ周辺 グーグルマップのここをクリック
屋根の石はフックで留められていて、破風にもこの石が貼られている。
屋根の石は部分的に新しく差し替えています。
古い漆喰の壁 グーグルマップはここをクリック   軒の出ていないところは顕著にカビが生えている。
 
共同洗濯場    
ガルシアさんが屋根の石を皆さんへ配ってくれました。
築500年の家を購入し、リフォームされた家を拝見させていただきました。
 
とても古そうな木造の家を見つけました。    
住んでいる人が自分の家のフェンスを作っています。
ガルシアさんとツアーガイドさんとで次のスケジュールを考えています。
カンパンのマルシェ周辺 グーグルマップはここをクリック
カンパンの教会
ル・ベラの丘周辺 グーグルマップはここをクリック
市長の息子様が住まれているお家を見せていただくことになりました。茅葺きの屋根は元々この地で葺いていましたが、高く付くため、石に変わっていったとのこと。
 
 
 
 
 
     
スキー場近くのロッジ周辺 グーグルマップはここをクリック
 
 
ようやくここで自己紹介となりました。   安江工務店、安江社長が手品を披露してくれました。
皆さん、お疲れ様でした。3日目も終わり、ホテルでの夕食です。
 
むてんかスタイルふくろや
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無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(2)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(2) 11/15~22まで、無添加住宅の原点であるヨーロッパ、フランス南西部~アンドラ公告~スペインへ視察に行って来ました。このツアーは無添加住宅の代理店をされている社員様で、北海道から九州まで、約40名で行きました。今回は2日目、フランスのカルカソンヌから西へ途中カンパンを通り、約250kmのところにあるルルドまでの行程を紹介します。
カルカッソンヌはヨーロッパ最大の城壁があり、人口わずか5万人弱の小さな町ですが、「城塞都市」として世界中から毎年200万人もの観光客が訪れています。また歴史的城塞都市カルカソンヌは1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。。
城壁は二重になっていますが、古いものは5~6世紀、西ゴート族によって、新しいものは、13世紀にフランス国王が築いたものだそうです。塔は全部で52もあります。19世紀初めに文化財保護として昔の姿に復元されました。
サカエホームプラスの長谷川さんと安江工務店の安江社長とで、夜景をうまく撮ろうと、路上でカメラ談義が始まりました。
 
城郭の中にはレストランやホテルなどもあり、生活している人もおられます。
 
ホテル デトロワクローンヌ   翌朝、夜に見たラ・シテをもう一度見ることに。やはり明るいとまた雰囲気が異なりますね。
カルカソンヌ ラ・シテ グーグルマップはここをクリック
 
 
カメラマンに成りきっている吉川住研の吉川さん。   城の中には車も走っているので、信号機もありました。
 
12世紀に建てられたサン・ナゼール大聖堂
 
梁を支えている下に頭を抱えたモニュメントがありました。   お店の看板もすべて異なり、情緒をあります。
 
つるのような面格子もありました。   つるが照明器具と一体になっているものもありました。
エスカラデュ修道院 グーグルマップのここをクリック
 
 
水辺に浮かぶ紅葉もとても美しい。   バスで移動中にはいくつか小さなお城や塔もありました。
この辺りのピレネー山脈は、石灰岩山々からなります。ここで採れた石を利用して、漆喰が使われています。
 
ランチはここでいただくことにしました。   とても家庭的な料理でした。また、この写真のものが日本料理にもどこか似ていました。
グーグルマップはここをクリック Auberge La Bergerieでランチをとることに。
セントメアリー教会 グーグルマップはここをクリック    
ジャム工場の視察です。
 
ケラバの破風も粘板岩ではられていました。   壁の補修をしているところです。
この辺りの屋根の粘板岩(玄昌石)は、引っ掛けフックで留められていました。
古い漆喰の壁 グーグルマップはここをクリック    
総合病院周辺 グーグルマップはここをクリック
 
 
皆さん、お疲れ様でした。2日目も終わり、ホテルでの夕食です。
 
むてんかスタイルふくろや
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無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(1)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(1) 11/15~22まで、無添加住宅の原点であるヨーロッパ、フランス南西部~アンドラ公告~スペインへ視察に行って来ました。このツアーは無添加住宅の代理店をされている社員様で、北海道から九州まで、約40名で行きました。何回かに分けてレポートしたいと思います。今回は、フランスのトゥールーズから北へ約200km弱のところにある山間の村「コンク」です。ここは、世界遺産にも指定されていますが、人口は約90人という過疎の村です。 コンクの紹介ページ
サント=フォワ修道院と教会。この壮大なロマネスク様式の建物は、11世紀から12世紀にかけて建てられました。ファサード両側の2本の塔は、19世紀のもの。世界遺産であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路「ル・ピュイの道」の中でも重要な山あいの村。
ルートはトゥルーズからアルビ、ロデーズの街を通り、コンクへと向いました。
 
関西空港と成田空港から別々にドイツで待ち合わせをすることに。   ドイツ・フランクフルト国際空港で乗り継ぎ、フランス・トゥルース空港へ向けて再出発。
 
ようやくトゥールーズのホテルに到着しました。   翌朝、コンクへ向けて出発。ちなみにトゥールーズはフランスの中でも航空産業の街で、エアバス社の組立工場もある。
トゥルーズからアルビ、ロデーズ、そしてコンクへと行く途中の風景はといえば、北海道の富良野や美瑛のような景色とよく似ていて、とても見ていても飽きない。
長いバスの移動でしたが、ようやくトイレ休憩。しかし、日本のサービスエリアのようなお店は全く無く、公衆トイレがポツンと1つあるだけ。おみやげはおあずけです。唯一、自動販売機があったのですが、どうやら大雑把な作りのようで、コインを入れても出てこないものもありました。
 
このツアーでとてもテンションが高かった一人がこの埼玉から来られたサカエホームプラスの長谷川さん。自慢のミラーレスカメラを片手に撮るものすべてプロ並みに仕上がってます。   日本ではあまり見慣れないキノコも発見しました。
季節的には日本とよく似た時期のようで、こちらも紅葉がちらほら始まっていました。
ようやくコンクに到着するやいなや、皆さん感動の連続です。いきなりツアーの最初からすごいものを見てしまいました。村の人口90人というところですが、建物は何百年と受け継がれています。
 
石積みのものがほとんどでした。   擁壁や塀も石積み。
岩盤の大地の上に建物が建っていて、丈夫そうですが、手摺は自然でとても貧弱なように見えます。これも心理的にあまり頼りすぎると、痛い目にあうぞという教えでしょうか。
土地は山の傾斜地に建っているものも多くあり、家のすぐ裏は崖というところもありました。屋根は村に建っているそのほとんどが粘板岩(玄昌石)の天然スレート葺きです。
屋根の石は防水もせず、直接板の上に釘で留めているようでした。
粘板岩の大きさはまちまちで、とても分厚いものもあり、自然な風合いをとても感じさせるものでした。
 
コンクの村は帆立貝をイメージしたマークです。    
 
粘板岩の大きさだけでなく、形も様々です。うろこ状のものもよく目にしました。   日本では鬼瓦にあたる部分でしょうか。この家をしっかり守っているようです。
村のいろんな所に見る岩肌。この岩が粘板岩で、ここで採れるものを壁や屋根に使用しています。
石にコケが生えているものもたくさんありました。これがもしカラーベストなどの塗装品だとすれば、年数が経てば塗装は剥がれ、水を吸い、冬には凍結して割れるというようなことが起こるでしょう。
建物は300~500年経っているものもあり、家の特長は1階が石積み構造で、2階・3階が木造というのが多く見られます。外壁の色は少しベージュかサーモンピンクがかったものが多いようです。
木造部分は日本の古民家同様、木部を外に見せ真壁構造としています。しかし、木部は全くもって腐っていません。サッシは木製でほとんどが内開き、雨戸は外開きとなっています。
 
 
村を大勢の人が見ていると、何やら気になったおじさんが家から出てきて、何か聞いて来ました。そこで、無添加住宅が製作した写真集ラシーンを見せると・・・自分の家が載っていることに気付いたのか、嬉しさのあまり、皆を家の中に入れ急遽、見せていただけることになりました。   なんと断熱材の炭化コルクがあちこちに使用されていました。
 
 
 
外観はとても伝統のある古ぼけたものでしたが、中に入ると家具やインテリアはとてもセンスの良いものばかり。   お仕事は夫婦で芸術家ということで、ギャラリーもお持ちでした。
 
 
  粘板岩は屋根だけでなく、土間や円形の花壇の淵にも使用されていました。
皆さん、お疲れ様でした。初日にしてとても感動的な建物を見て、テンションが上がりきっていました。ホテルでの夕食です。
 
むてんかスタイルふくろや
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名古屋市科学館

名古屋市科学館

名古屋市科学館は昭和37年に「天文館」、昭和39年に「理工館」、平成元年に「生命館」を開館し、増築を続けてきて、現在は大きな施設となっています。一番はプラネタリウムがあり、生命科学をテーマに「生命」「生活」「地球」を学べます。
住宅で使われる基本的な性能や素材なども色んな角度から学べるようにもなっています。
この大きな円形のドームの中にプラネタリウムがあります。
珪化木・・・無添加住宅ではジュラシックウッドストーンにも使われており、木化石とも呼ばれるように、古代に何らかの原因で土砂等に埋もれた樹木が、とても長い年月をかけて木の中にケイ素と酸素、水素との化合物であるケイ酸を含んだ地下水が入り込んで樹木が原型を変えずに二酸化ケイ素(シリカ)という物質に変化することで固くなり、化石化したもので「石炭になり損なった木」ともいます。
縞状鉄鉱層
先カンブリア紀の海底に堆積した酸化鉄を主体とする堆積鉱床
さんごの化石
コンポストの断面 気密性や断熱性の実験
便器や洗面台、ユニットバスなどの断面模型がある。 こちらは、ツンドラ地方と砂漠地方の寒暖の差を体感出来ます。
家全体の断面模型 水槽の周囲には黒板になっているので、色んな事を周囲に書き込めます。
建物の外壁には一面緑化をしている。
190日間エサもやらずに生態系が成り立ているので、放置状態を保っている。中にはメダカが飼育されている。
方解石・・・漆喰の結晶 ウニとヒトデの化石
色々な素材のサンプルがズラーッと並んでいる。
ロッカーには元素記号が番号になっている。 科学的にニオイを作り出している。ヒノキのニオイも体感できる。

●名古屋科学館
http://www.ncsm.city.nagoya.jp/
〒460-0008
愛知県名古屋市中区栄二丁目17番1号白川公園内
午前9時30分~午後5時00分 ※入館は閉館の30分前まで
休館:毎週月曜日・第3金曜日休館 (祝日、振替休日が休館日に当たる場合は開館、直後の平日休館、年末年始(12月29日~1月3日)休館。
Tel.052-201-4486
■地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅下車、5番出口から南へ徒歩5分

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江戸東京たてもの園 ~収蔵建造物のくらしと建築

江戸東京たてもの園 ~収蔵建造物のくらしと建築

先日、関東に行った際に東京の小金井にあります「江戸東京たてもの園」へ行ってきました。無添加住宅では、「未来の家づくりは江戸時代に学ぶ」という本を発行していますので、江戸時代の建物と何かかかわりが無いものかと思い、この江戸東京たてもの園へ行くことにしました。
昨年の1月に江戸東京博物館へ行きましたが、その分館として平成5年に建てられました。
綱島家(農家)
このかやぶき屋根の民家は、江戸時代中期(1700年代前半)に建てられ、その後代々に受け継がれ、10代目まで住まれていた。平面は、板敷きのヒロマの西側に南北の続き間をもつ構成です。
建物全体が土壁がまわった閉鎖的なつくりで、軒の高さも低く抑えられている。
囲炉裏でいぶされた煙が屋根裏まで達し、梁や天井などの木部に付着して、外部から侵入する虫の侵入を防止したり、構造体の強度をアップし、耐久性も上げるということにもつながる。
また、土壁で覆われているため、外壁自体が呼吸できるため、現代の高気密住宅のように壁の中が結露したりして、耐久性が落ちるというようなこともない。しかし、江戸時代に建てられたとても長く使われた家でも現代の新建材でリフォームしてしまうと、壁の中が劣化し、耐久性が落ちることも皆は気づいているのだろうか・・・。
日本を代表する建築家、前川國男氏(1905〜86)の自邸です。
この建物は、戦時中の1942年に建てられました。
前川國男氏は、パリでル・コルビジェに師事し、帰国後、レーモンド建築設計事務所に勤務の後、前川國男建築事務所を設立、東京文化会館、東京都美術館等の公共建築物を主に設計しています。
あの丹下健三氏は前川事務所に働いていたとのことです。
居間に入るドアは90度回転できる戸袋を採用するなど、ディテールも見どころいっぱいです。 南側に全面吹き抜けで、下から上まで採光が入ってくるので、冬はとても暖かくいられます。この間取りは難波和彦氏の箱の家シリーズをも思い浮かべました。
小出邸
1925年(大正14年)に建てられました。
設計は堀口捨巳氏によるもので、日本最初の近代建築運動である「分離派建築会」を結成された。
建物のところどころに見られる水平線と垂直線、そして色彩による空間構成にはオランダで学んだ技法の影響を強く感じ取れる。
常盤台写真場は現在の板橋区に1937年(昭和12年)に建てられた写真館です。スラントという自然採光のしくみをもっており、照明設備の発達していない時期の特徴をよく表している。
ここは子供部屋で、机と椅子が並んでいる。 撮影室
この時代にはサッシの水切りが採用されており、銅板を加工して作られている。塗り壁の際のサッシ用水切りの原点ともいえる。
窓の金物には、真鍮製が使用されていた。 建物のデザインは昭和初期のモダニズムデザインで、最近では、このようなデザインを模したカフェなども多く現れてきている。
高橋是清邸
2.26事件で、高橋是清氏が暗殺された場所でもある。
この建物は、港区赤坂に1902年(明治35年)に建てられた。総栂普請の和風住宅で、格子は耐震目的でごく最近作られたもの。

●江戸東京たてもの園
http://tatemonoen.jp/index.html
〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内)

4月~9月:午前9時30分~午後5時30分
10月~3月:午前9時30分~午後4時30分 ※入館は閉館の30分前まで
休館: 毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
年末年始(12月28日~1月4日) ※平成23~24年の年末年始の休園日は 12月26日~1月4日

Tel.042-388-3300(代表)
■当園最寄駅はJR中央線「武蔵小金井」駅か、「東小金井」駅、または西武新宿線「花小金井」駅です。最寄駅からはバスをご利用ください。

自然素材の材料選び応援隊

風の丘葬斎場(大分)

風の丘葬斎場(大分)
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大分県中津市郊外に広大な公園があり、その一角にあります。緑の芝にレンガ積みされた六角形の塊とコールテン鋼の壁がつきささったかのようなデザインで、自然に溶け込んでいる。
車寄せには大きなコンクリートの庇があり、回廊には外がほのかに垣間見え、また光がそそぐガラスのスリット。
火葬棟は、薄く水を張った一辺10.8mの正方形の中庭がある。
コンクリートは木目が出るように壁、天井とも小幅板型枠の打放しコンクリートで仕上げられている。



■■ 風の丘葬斎場(大分)
KAZENO OKA SOUSAIJYOU
設計 槇文彦 / 槇総合計画事務所
受賞 1998年建築業協会賞(BCS賞)、1998年村野藤吾賞
2002年公共建築賞優秀賞
2003年グッドデザイン賞金賞(ランドスケープデザインに対して)
HP http://www.maki-and-associates.co.jp/
訪問日 1998.5

DATA
住所 〒871-0022大分県中津市大字相原3032-16
用途 火葬場、葬斎場
敷地面積 3万3316.85㎡
建築面積 2,514.50㎡
延べ面積 2,259.88㎡
構造・規模 鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
施工 飛島建設
竣工 1996年7月
地図 グーグルマップ
関連HP 風の丘葬斎場 公式サイト
利用ガイド

自然素材の材料選び応援隊

浜松市茶室 松韻亭(静岡)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
浜松市茶室 松韻亭(静岡)
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静岡県浜松市の浜松城公園の一角にあります。杉、栗などの銘木を使用して建てられた棟内には、第一広間(十畳)、第二広間(十畳)、立礼席、離れの小間「萩庵」(四畳半台目)を備え、グループや団体などによるお茶会も利用できます。
一時的に利用される場合は、400円で抹茶をたてていただき、茶菓子がついています。
門をくぐり、アプローチに入ってくると、左側には石庭があり、余白の中に笹玉がポツンと置いているかのようです。
茶室の中に案内されるとそこには日本庭園が目の中に飛び込んできました。とても静寂の中で抹茶をいただき、時間を堪能させていただきました。庭にも出ることができ、少し散策することも可能。



■■ 浜松市茶室 松韻亭(静岡)
SHOUINTEI
設計 谷口吉生、谷口建築設計研究所
HP
訪問日 2011.4

DATA
住所 〒432-8014 浜松市中区鹿谷町11-4
用途 茶室
敷地面積
建築面積
延べ面積 272.85㎡
構造・規模 木造平屋
施工 水澤工務店
竣工 1997年
地図 グーグルマップ
関連HP http://shouintei.blogdehp.ne.jp/
利用ガイド http://shouintei.blogdehp.ne.jp/category/1468537.html

自然素材の材料選び応援隊

江戸東京博物館 ~未来の家づくりは江戸時代に学べ(展示場は博物館に学べ)~

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
江戸東京博物館 ~展示場は博物館に学べ
設計:菊竹清訓

先日、関東に行った際に東京の両国にあります「江戸東京博物館」行ってきました。無添加住宅では、「未来の家づくりは江戸時代に学ぶ」という本を発行していますので、江戸時代というものを学ぼうと思い、この江戸東京博物館へ行くことにしました。
もう1つ目的がありました。それは、住宅のモデルハウスやショールームは博物館にたくさんヒントが隠されているということです。それも見学するためでもありました。
今回は、特別展として、「江~姫たちの戦国~」も開催していました。NHK大河ドラマで「江」を見られている方は、行ってみてはいかがでしょうか。
建物は、昔から知ってはいましたが、まだ行ったことは無く、当時なんと不安定な建物で、スターウォーズに出てくるAT-AT(巨大な4本足の歩行兵器)に似ているなぁと思っていました。
あと両国という駅も初めて降りたのですが、国技館で明日から大相撲が始まろうとしていたし、駅周辺にはちゃんこ屋がこんなにたくさんあるのかと思いました。
館に入ると、とても大きなホールの中に入ったような感じで、巨大な大江戸日本橋を渡って、下を見下ろせば寄席をやっているというシチュエーション。なかなかの江戸時代の文化を少し感じさせてくれました。
江戸時代の武家屋敷の模型。 江戸時代の商人の町並みを模型で表現しています。商人の家は、通りに面していますが、裏では畑や家畜を飼って自給自足している。
江戸幕府の外交年表 戦国期関東城郭分布図
江戸火事絵巻 こちらは、体験コーナーで、千両箱の重さを実際もって見て、重さを体験できる。
ある大工の年間収支が円グラフで書かれています。支出の約1/2が塩・醤油・油・炭代で、米が1/4なので、食費と光熱費でほぼ3/4を占めているのに対して、
その下には、東京都内のサラリーマンの年間収支が書かれていました。食費は1/6、光熱費は1/30で、全体の20%しか占めていません。現代は、その他の豊かさの部分にお金をいかに使っているかがわかります。
江戸時代の家のつくりが見えます。壁の中がどうなっているのかも見れます。 こちらは、板張りの壁。


青梅の石灰は当時「八王子石灰」と呼ばれ、江戸城のみならず日光東照宮、駿府城・大坂城・名古屋城・二条城にも使用されたといいます。
石灰のできるまでを模型で表現しています。八王子には昔、石灰がとれました。
かわら版が要所要所に置かれています。 体験コーナーで、昔の家の中に入れます。天井や建具の高さがとても低い様子がわかります。

東京スカイツリーが近くにあるので、出来上がっていく様子が見えます。

●江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/
〒130-0015 東京都墨田区横網1-4-1
午前9時30分~午後5時30分 (土曜日のみ午後7時30分まで)、※入館は閉館の30分前まで
休館:毎週月曜日休館 (祝日、振替休日が休館日に当たる場合は開館、翌日休館。大相撲東京場所開催中は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)休館。
Tel.03-3626-9974 (代表 ※午前9時~午後5時30分)
■JR総武線 両国駅西口下車 徒歩3分

自然素材の材料選び応援隊

藤森照信展訪問記 諏訪の記憶とフジモリ建築 ~茅野市美術館(長野県)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
藤森照信展 諏訪の記憶とフジモリ建築 ~茅野市美術館(長野県)

今年の夏に長野県諏訪湖近くの茅野市美術館にて、建築家藤森照信氏の展覧会がありました。藤森氏は茅野市出身で、近代建築史・都市史研究の第一人者として多くの業績を残し、1998年には日本建築学会賞(論文)を受賞しています。2010年3月まで東京大学生産技術研究所教授を務め、同年4月より工学院大学建築学科教授を務めています。作品としては、茅野市で神長官守矢史料館(1991年)を設計し、ニラハウス、タンポポハウス、高過庵など。

今回の展示会では、建築写真、建築模型、プロジェクト模型《東京計画2107》、スケッチ、屋根・壁・左官の材料見本、家具に加え、藤森照信自身が撮影した茅野市での幼少期に、影響を受けた風景や素材の写真、ワークショップの一般参加者と地元の職人が地域の素材を用いて制作した藤森照信設計の茶室《空飛ぶ泥舟》を展示します。
空飛ぶ泥舟(茅野市美術館)
ワークショップの一般参加者と地元の職人が地域の素材を用いて制作した藤森照信設計の茶室を作りました。その製作過程をビデオで紹介されていました。
素材のサンプルが展示されており、銅板や鉄平石など素材感のあるものを色々工夫して、各パーツを構成している。
プロジェクト模型《東京計画2107》
かつて丹下健三氏が打ち立てた東京計画1960とは、全く異なり、東京タワーが折れ、原野に穴の開いたサイロのようなものが点在していた。
●会期:平成22年7月24日(土)-8月29日(日)
●会場:茅野市美術館
http://www.chinoshiminkan.jp/museum/2010/0724/index.htm

●茅野市美術館 
〒391-0002 茅野市塚原一丁目1番1号
受付時間 9:00~20:00 (休館日:毎週火曜日 ※火曜日が祝日の場合その直後の休日でない日)
Tel.0266‐82‐8222

過去の作品例
茅野市神長官守矢史料館
http://www.link-lines.com/business/archi/Nagano/Jincho.htm
ねむの木こども美術館どんぐり(静岡県掛川市)
http://lohas-house.seesaa.net/article/163859159.html
秋野不矩美術館(静岡県浜松市)
http://lohas-house.seesaa.net/article/163859159.html

自然素材の材料選び応援隊

静岡建築 しっくいとグルメの旅【4】

りんくうLINES管理人gufoの日記
静岡建築 しっくいとグルメの旅【4】

2010年8月18日~4日間、静岡県に建築のしっくいとグルメの旅に行ってまいりました。4日目の最終日はしっくいとはあまり関係ありませんが、2004年に浜名湖花博が開催された「浜名湖ガーデンパーク」へ行きました。
浜名湖ガーデンパーク(静岡県浜松市)

2004年4月8日~10月11日までは浜名湖花博の会場として使用されており、その後一旦クローズしましたが、再整備され、2005年6月5日より浜名湖ガーデンパークという名前でオープンしました。しかも入場無料、駐車場も無料なんです。
おすすめは、園内の川に沿って、船で遊覧できます。とてもユニークな船長さんが、園内全体を説明してくれます。
運航時間:9時00分~16時40分(12月1日~2月28日は9時30分~16時00分)
料金:大人/片道500円・往復800円、子供/片道300円・往復500円
公園のほぼ中央に位置する高さ50mの展望塔。
最上階には展望室があり、ガーデンパークの全景や美しい浜名湖の風景が一望できます。
料金:一般・高校生(1人1回につき)300円/小・中学生(1人1回につき)100円
利用時間:[9月~5月]9時~16時30分/[6月~8月]9時~17時
水遊び広場
運転期間:4月24日(土)~9月30日(木)(雨天時、点検日等を除く)
運転時間:9時~16時30分
これは、園内の舗装に使われている材料を触ってみると、温度が体感できるようになっています。真ん中は普通のアスファルト舗装、左上は土の舗装、左下は木チップの舗装で膝に負担が少ない。右上は温度上昇の少ない舗装で打ち水と同じ効果があります。右下は水を流す舗装。
浜名湖ガーデンパーク
http://www.hamanako-gardenpark.jp/index.html
〒431-1207 静岡県浜松市西区村櫛町5475-1
電話:053-488-1500 FAX:053-488-0009
■開園時間:8時30分~17時
■休園日:年末年始(12月29日~1月3日)
■入場:無料、駐車場:無料

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
鰻桶まぶし 5,000円
うなぎ食事処 浜乃木(浜松市)
http://www.hamanoki.net/
所在地 :浜松市西区舘山寺町2221-1
TEL:053-487-0010
■営業時間:11:00~15:00、17:30~20:00
■定休日:金曜日・木曜夜
■入館料:一般・大学生300円、小・中・高校生150円
浜名湖かんざんじ温泉のホテル・旅館はこちらからどうぞ

静岡建築 しっくいとグルメの旅【3】

りんくうLINES管理人gufoの日記
静岡建築 しっくいとグルメの旅【3】

2010年8月18日~4日間、静岡県に建築のしっくいとグルメの旅に行ってまいりました。3日目は島田市、掛川市のねむの木村のコースを行き、浜松市郊外、磐田市までのコースです。
ねむの木こども美術館どんぐり(静岡県掛川市)
設計:藤森照信

静岡県掛川市にあるねむの木学園は、1968年に女優・宮城まり子さんが設立した肢体不自由児のための療護施設です。肢体不自由児療護施設ねむの木学園、学校法人特別支援学校ねむの木、身体障害者療護施設ねむの木・のどかな家、吉行淳之介文学館、ねむの木こども美術館(どんぐり・ねむの木緑の中)、三軒のこどものお店、喫茶MARIKO、の施設などを総称して「ねむの木村」といいます。
こちらは、2007年にオープンしたねむの木美術館どんぐり。
外壁は真っ白な壁にステンシルのような草木の模様が描かれています。またこの地に生えていた栗の木をシンボルに屋根を突き抜けたようになっています。
ここには写っていませんが、壁と天井と床も全て漆喰塗りになっていました。壁にはわらを少し混ぜたもので素材感がとてもよく表現されていました。
ねむの木こども美術館どんぐり
http://www.nemunoki.or.jp/kmuseum/indexi.html
静岡県掛川市上垂木あかしあ通り1丁目1番地
TEL.0537-26-3985(直) ※ねむの木学園0537-26-3900(代)
■開館時間:10:00~17:00(16:30までのご入館)
■休館日:年末年始
■入館料:一般・大学生300円、小・中・高校生150円

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
ねむの木こども美術館
 設計:坂 茂

所在地 :静岡県掛川市上垂木
■開館時間:10:00~17:00(16:30までのご入館)
■休館日:年末年始
■入館料:一般・大学生300円、小・中・高校生150円
大井川にかかる蓬莱橋は全長897.4m、通行幅2.4mの木造歩道橋です。この橋は今では数少ない賃取橋として有名となっています。また平成9年12月30日に「世界一の長さを誇る木造歩道橋」としてイギリスのギネス社に認定されています。
1879年1月(明治12年):架橋
1965年4月(昭和40年):架け替え
2005年3月(平成17年):災害復旧・改良工事

蓬莱橋
http://www.city.shimada.shizuoka.jp/nourin/tochikairyou/houraibasi.jsp
静岡県島田市宝来町(大井川)
■渡橋時間 8:30~17:00 (休日なし)
■通行料:歩行者(大人)100円、歩行者(小人:小学生以下)10円、自転車100円

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
車を運転途中、静岡といえば、お茶。一面延々と茶畑が広がっている風景がありました。しかし、この時期はあちこちで、農薬を噴霧している作業も伺えました。よくよく見てみると、茶の葉に農薬がビッシリ付いていました。
資生堂アートハウス(掛川市) 1980年日本建築学会賞
 設計:谷口吉生

化粧品メーカー資生堂が運営するアートハウスは1978年開設され、銀座の資生堂ギャラリーで開催してきた椿会美術展や現代工藝展などに出品の絵画、彫刻、工芸品を収蔵。資料館は、資生堂創業の1872年から今日までの知的資産を紹介。企業のあゆみやパッケージ、ポスター、広告、テレビCMなど135年以上にわたる資生堂の軌跡を展示する。
資生堂アートハウス
http://www.shiseido.co.jp/art-house/
静岡県掛川市下俣751-1
TEL.0537-23-6122
■開館時間:10:00~17:00(16:30までのご入館)
■休館日:毎週月曜日(ただし祝日・振替休日の場合は翌日)、夏季(8月中旬)
年末年始(12月 末~1月初旬)、展示替えのための臨時休館(詳しくはお問い合わせ下さい)
■入館料:無料
■同敷地内に資生堂企業資料館もあります

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度

秋野不矩美術館(浜松市)
 設計:藤森照信

浜松市出身の秋野不矩(あきの・ふく)画伯は、28歳の時、昭和11年文展鑑査展で選奨を受賞して以来、常に注目を集めてきました。その後、平成11年11月には数々の功績が認められ、文化勲章を受章し、平成10年(1998)天竜市立秋野不矩美術館(現:浜松市秋野不矩美術館)開館。
建物はとても有機的で、外観は少し高台にあり、どこかお城のようにも見えます。屋根は鉄平石、外壁は土壁風で、室内に入ると漆喰の壁に大きなわらを混ぜたものを塗っています。
秋野不矩美術館
浜松市天竜区二俣町二俣130
TEL053-922-0315
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/lifeindex/enjoy/culture_art/akinofuku/
■開館時間:9:30~17:00
■休館日: * 月曜日(原則として休日の場合は翌日休館)
* 原則として休日の翌日、* 展示替、* くん蒸期間(6月7日~6月17日)、* 年末年始(12月24日~1月3日)
■入館料:大人300円、高校生150円、小中学生・70歳以上・障害者手帳所持者無料
リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
ロックフィールド静岡ファクトリーパーク(磐田市)
 設計:安藤忠雄

有名百貨店の地下食品街へ行けばよく目にするRF1/2などのお店を手掛ける(株)ロックフィールドの静岡工場です。ここは、建物内は事前予約がいるようですが、この日は突然行ったので、屋外だけ見ることにしました。屋外でも色々な取組をされています。風力発電があったり、ビオトープがとても長い距離で作られていたり、見るところもたくさんあります。
ロックフィールド静岡ファクトリーパーク
設計 安藤忠雄建築研究所
静岡県磐田市下野部2280
TEL053-922-0315
http://www.rockfield.co.jp/gaiyou/f-park.html
■開館時間:9時30分~11時00分、13時00分~14時30分
■休館日:土、日、月、1月1日~15日、8月10日~20日、12月1日~31日
■入館料:無料
(ただし、屋外は随時見学は可能ですが、工場内はのみ電話予約が必要です。)
リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度

豊岡中学校体育館
静岡県磐田市合代島943
設計 安藤忠雄建築研究所
伊豆・箱根のホテル・旅館はこちらからどうぞ

静岡建築 しっくいとグルメの旅【2】

りんくうLINES管理人gufoの日記
静岡建築 しっくいとグルメの旅【2】

2010年8月18日~4日間、静岡県に建築のしっくいとグルメの旅に行ってまいりました。2日目は伊豆箱根スカイラインを走り、御殿場から富士山へ登るコースを行き、登呂遺跡などを通り、島田市までのコースです。
とらや御殿場店(静岡県御殿場市)
設計:内藤廣建築設計事務所

御殿場にあるとらや御殿場店で、以前出張でこの近くは通りましたが、店内に入るのは初めて。外観は無垢の板張りに薄い屋根板で覆い、スチールパイプで大きい庇を受けているとても軽快なフォルムです。店内は外からよく眺めることが出来るガラス張りで、各部のディテールは繊細でとても美しい。
店内に入り、コーヒーでもと思ったのですが・・・ちょっとあまりにも価格が高かったため、断念しました。これが、庭でも眺めながらゆっくりできるのなら考えますが。あと、とらやと言えば、羊羹ですね。しかし、羊羹はちょっと苦手な食べ物の1つなんです。あずきは好きなんですがね。
御殿場市新橋728-1
0550-83-6990
ショップ10:00~19:00 喫茶11:00~18:30 ※オーダーストップ18:00
年中無休 ※元旦のみ休み
http://www.toraya-group.co.jp/
煎茶あんみつ 1218円
葛切 1365円
お汁粉 1155円
四季の富士 抹茶セット 1092円
季節の生菓子 抹茶セット 1050円
今年は全国的に山に登る人が多いようで。中でも富士登山は大人気のようです。今回は、車で5合目まで登り、あと少しだけ足で登りましたが、服装も元々登るつもりの用意もしていないし、富士山頂上が延々と見えないので、辞めました。
日本盲導犬総合センター  (2009年日本建築学会賞受賞作品)
設計:千葉学建築計画事務所


所在地 :静岡県富士宮市人穴 381
規模   :地上 2 階  延床面積 3,008 ㎡
構造   :W 造 、(一部)S 造
竣工年月:2006 年 10 月

この施設は盲導犬が全国的にまだまだ足りていないということと、訓練する部分を公開し、また目の不自由な方がどのように盲導犬が誘導していくかを健常者が目隠しをして、疑似体験をすることで理解を深めたりするような施設です。
入場は無料で、このような施設を見学できることはとても意義のあることだと思いました。
建物は、平面的に広く平屋のパーツがたくさん回廊で繋がれており、その回廊から様々なシーンを見ることもでき、個々に行われている様子が全体として把握できる工夫をされています。デザインはこちらも軽くスチールパイプで屋根を受けている印象があり、軽快感と素材感があります。

日本盲導犬総合センター
http://www.fuji-harness.net/index.php
静岡県富士宮市人穴 381
TEL.0544-29-1010
■開館時間:平日:12:00 ~ 16:00、土日祝日:10:00 ~ 16:00
■休館日:毎週水曜日 ※夏休み期間中(水曜日)は開館。年末年始 12/28~1/4
■入館料:無料

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
グランシップ(静岡市)
設計:磯崎新

静岡市の東静岡駅南口東側に建つ 静岡県コンベンションアーツセンターグランシップは、磯崎新設計の多目的ホールである。巨大な船を形取ったその外観。
静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ
静岡県静岡市池田79-4
054-203-5710
http://www.granship.or.jp/
登呂遺跡(静岡市)
登呂遺跡といえば、小学校の歴史で勉強したことを思い出します。ここは竪穴式住居や高床式倉庫などあり、すぐ隣に水田があります。小川はビオトープになっており、色々な生き物が生息しています。また博物館が近日にオープンするようです。
登呂遺跡
静岡市駿河区登呂5-10-5
TEL054-285-0476
http://www.city.shizuoka.jp/deps/kyoikusoumu/torohaku_sub2.htm

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
この美術館はうちの奥さんが是非見たいと思っていたところだったんですが、ギリギリ閉館時間に間に合わず、外観のみとなってしまいました。公共の建物はいつも思いますが、閉まるのが早すぎますよね。
静岡市立芹沢銈介美術館
設計:白井晟一研究所

http://www.seribi.jp/
静岡市駿河区登呂5-10-5
TEL 054-282-5522
営業時間 9:00 (開館) ~ 16:30 (閉館)
休館日 毎週月曜日、祝日の翌日、展示替期間中(年3回)

鉄筋コンクリート造銅板葺平屋建
竣 工:昭和56(1981)年5月
敷地面積:3799㎡ 
建物床面積:1261.58㎡

◎公共建築賞優秀賞(1988)
◎公共建築100選(旧建設省選定)
遊洒 岡むら
静岡県藤枝市大東町195-1
054-635-0046
http://www.okamura-wa.com/
建物は外壁にしっくいを塗ったちょっと蔵風のお店で、雰囲気は良かったです。しかしここのメニューには、価格がすべて書かれていなかったので、とてもとても不安になってしまいましたが、店員さんに少しだけ聞くと、まぁまぁ良心的な料金だったので、安心しました。やっぱり関西の人は価格表示して欲しいですよね。
伊豆・箱根のホテル・旅館はこちらからどうぞ

静岡建築 しっくいとグルメの旅【1】

りんくうLINES管理人gufoの日記
静岡建築 しっくいとグルメの旅【1】

2010年8月18日~4日、静岡県に建築のしっくいとグルメの旅に行ってまいりました。静岡へは仕事上よく行って入るのですが、伊豆半島までは行ってはいませんでしたので、今回少し足を延ばして伊豆の下田までいってまいりました。伊豆といえば、漆喰鏝絵で有名な江戸時代の左官職人「入江長八」の作品が展示している長八美術館がありますので、今回はこれをメインに考えました。
伊豆の長八美術館
設計:石山修武

初日は、車で関西から一番遠くまで足を延ばし、伊豆半島の南の端まで行くことにしました。伊豆でも西南に位置しますので、関西から車で行くとなると、気合を入れないと行けません。建物は早稲田大学の教授である石山修武氏が設計をし、吉田五十八賞も受賞されたものです。ただ、個人的には中身は江戸時代の鏝絵に対して、建物はポストモダンのこのデザイン・・・箱と中身とが合っていないようにも思えます。ポストモダンは近代的な素材でデザインの主張が勝ってしまう場合が多く、展示物を浮き立たせるためには周りの物は静かなデザインの方が良いのかなと・・・見てて感じました
鏝塚は左官技術の粋を集め全国左官職人の魂として鏝を奉納しています。

日本左官業組合連合会の鏝塚建立委員会(無添加住宅代理店でもありますサンキホーム様の前会長 木本勝己委員長)が中心となって松崎町の長八美術館前に建設していたもので、中央正面には小泉純一郎総理大臣揮毫(きごう)による「鏝塚」の書も掲げられている。

内部は、鏝の奉納スペースとなっており、天井が星七宝のほか、中心飾りが石膏引型(円形)で、その周りにも鳳凰の鏝絵が施されている。
「伊豆の入江長八は江戸時代の左官職人として名人でした。長八の漆喰鏝絵は西洋のフレスコに優るとも劣らない壁画技術として、芸術界でも高く評価されています。両者は共に漆喰の湿材上に図絵する技法で、フレスコは漆喰面と、顔料溶液との化学的融合により堅固な画面を作り出すのに対して長八は、特殊な方法で下地を作り、色彩を自由に駆使する鏝画で、薄肉彫刻を併用する長所があります。
この様に貴重な長八の代表作品約六十点を二棟の展示館に集めています。

伊豆の長八美術館  http://www.izu-matsuzaki.com/cyouhachi/cyouhachi.html
静岡県賀茂郡松崎町松崎23
TEL.0558-42-2540
■開館時間:09:00~17:00
■休館日:年中無休
■入館料:大人500円 中学生以下無料

リーズナブル度
オススメ度
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沼津港
沼津港で捕れたての魚を沼津港飲食店街で食べることができます。30軒以上あるので、探すのにも不自由しません。
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駿河の味 どんむす
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下田といえばペリー率いる黒船が来航したところ。勝海舟と坂本龍馬、吉田松陰との出会いのきっかけとなった場所でした。
道の駅 開国下田みなと(ベイステージ下田)
静岡県下田市外ヶ岡1-1
TEL0558-25-3500
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リーズナブル度
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萬望亭
静岡県伊東市八幡野539-20
TEL 0557-54-1265
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