著者: 横谷隆
出版社: 玄遊舎
サイズ: 単行本
ページ数: 207p
発行年月: 2007年07月
著者が住宅営業マンになって以来、今まで建ててきた住宅には十分自信をもっていたはずが、ある建築した建物がシックハウスにかかってしまったいう話です。
たまたま友人の住宅を建築し、その家族である子供の具合が悪くなり、病状の原因がわからなく、家だけでなく、車やプール、外に出かけた時も頭痛やめまい、吐き気といった症状が多発するという現象が続いた。少年はいろんな病院に通ったが偏頭痛だとか、ぜんそく、てんかんといった様々な診断を下された。それで、友人は相談に来られたのですが、いろんな原因を考え、シックハウスではないかか、さらには化学物質過敏症に進行しているのではないかという状態だと推測し、ホルムアルデヒドを測定しても基準値以下、部屋中炭を敷き詰めても、あまり効果なし。あらゆることを試したが効果があまり出なかった。
八方ふさがりという状態で、ある日、知人から紹介されたものが「無添加住宅」であった。この出会いは、素晴らしいもので、早急に自社のショールームを無添加住宅として作った。それで、少年を迎えたところ、深呼吸が出来るという素晴らしい結果が出た。これだという確信と安心が脳裏に走り、決断した。これからは、この住宅だと・・・。
この少年と家族の1500日の苦闘の話をつづっています。
この本「住宅汚染」は定価1500円です。
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