この度、 ヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)を「無添加住宅オリジナルしっくい」に付着させる試験を行い、「5分間でヒト・コロナウイルスを100%不活化(死滅)する」ということが、バイオメディカルサイエンス研究会の試験結果で明らかになりました。
また、米国立アレルギー感染症研究所の見解では、新型コロナウイルスがプラスチックやステンレスに付着した場合、生存期間は3日以上と言われています。
その見解を踏まえても、オリジナルしっくいが有益な性能を持つことがわかりました。
今回の不活化試験は、新型コロナウイルスがワクチンなどの研究等以外では入手不可のため、新型コロナウイルスではなく、遺伝子情報が90%以上同じ、既存のヒト・コロナウイルス(HCoV-229E)で行っています。
■「オリジナルしっくい」がウイルスを不活化するメカニズム
しっくいの主成分である消石灰は、強アルカリ性の水酸化カルシウム(Ca(OH)2)です。この強アルカリ性はタンパク質やリン脂質を分解する性質があるため、エンべロープウイルスの周りを囲んでいる脂質層に、含まれた成分を加水分解し、ウイルスを死滅させることができます。
※オリジナル漆喰の表面に付着したヒト・コロナウィルスは死滅しますが、漆喰の部屋の中でコロナウイルスに感染しないということではありません。
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※今回のコロナウイルス不活化試験は、「テストピース」を用いたもので、建物の性能を示すものではありません。
※無添加住宅オリジナルしっくいは、ウイルスを不活化する作用を有していますが、感染予防を保証するものではありません。
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