無添加住宅の場合、標準で天然石の屋根となります。
これはブラジル産の粘板岩の玄昌石で、ヨーロッパではよく葺かれています。国内では宮城県雄勝で採掘され、東京駅舎や大阪中之島中央公会堂の屋根に葺かれています。
さらに粘土を焼いている日本瓦は耐久年数は50年ほどですが、この石屋根は天然石なので100年以上持ち、重さも瓦の2/3程度です。
屋根裏部屋が暑くない
当社独自の工法により、屋根部の熱を自然の風力で自然換気することで、従来の屋根以上の涼しさを実現。
無風状態では差がほとんど見られませんでいたが、約2.5m/secでは屋根表面までも大きな温度差が確認されました。
※下記の晴天時の屋根の上では平均風速2.5mです。なお、この数値は数カ所測定値のもっとも高温値を表したものです。
石だけど軽い
広い面積の石を、独自の引っ掛け工法で葺くので、重ねしろが少なく、現在普及している平瓦に比べ、約30%も軽く葺くことができます。そのため屋根が重くならないので、地震時の揺れ等に対しても、構造躯体に負担がかかりません。
環境・エコロジー・健康
天然石ですので生産は無公害。アスベストなどの飛散物質も全くなく、生産にあたって二酸化炭素を排出しません。また、引っ掛けなので石に傷を付けることなく、再利用が簡単にできます。
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