全国健康省エネ住宅普及振興機構JAHRAの本部主催勉強会

先日、全国健康省エネ住宅普及振興機構JAHRAの本部主催による勉強会に参加してまいりました。
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この日は、愛媛大学石坂閣啓助教による講演があり、最新の室内への化学物質事情や2020年問題に対しての傾向をお話しして頂きました。
 

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■大事なこと
・まだ化学物質に敏感な人は100万人いる
・シックハウスの問題は、その時世の省エネ基準改正にとても影響がでている
・2020年に住宅の省エネ基準が改正される予定だが、これに向かって、シックハウスの症例がまた増加している
・最近の化学物質を測定すると、規制された物質に特に似ている化学物質が出始めている。
・毒性が神経性の毒に変化している

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■考察
・最近、特に省エネを意識した住宅が圧倒的に増えているが、代替物質に置き換わり、気密性が高くなると室内の汚染濃度は瞬く間に上り、発症する人がどんどん増えてくる。

・発がん性の物質が減った反動で、神経毒に置き換わり、その影響は、シックハウスだけではなく、認知症や障害を持った子供が産まれる傾向にある。ミツバチが減ってきているのは、ネオニコチノイドのような神経毒のせい。
 

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■これからの課題
・蓄積性のある化学物質を調査する
・単体物質でなく、複合物質での汚染を考える
・殺菌などの行為に対しての影響

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