農薬とダイオキシンの関係

農薬とダイオキシンの関係

油に溶けるか、水に溶けるか。この違いが、体内では大きな違いになります。


体内複合汚染の原因物質は、そのほとんどが油に溶けるもので、人間は、油に溶ける物質を栄養だと思って自分の脂肪に溜めるのです。ちなみに、ホルムアルデヒドは水に溶けます。畑や田圃にまかれた農薬、PCB、ダイオキシンなどの大量の化学物質は、川から海に流れて海の生物に蓄積され、その植物連鎖の頂点に近いマグロやクジラの脂身の中にはこれらの物質が相当溜まっています。


それを最後に人間が食べるので、私たちの体内の脂肪にはこの種の化学物質がいっぱいなのです。

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妊娠した女性は、胎盤を通して赤ちゃんに栄養を与えなければいけませんが、そのとき母親の胎内の脂肪に混ざった化学物質も赤ちゃんの体に入ります。

そして、これらの物質は全部脳神経に影響する物質です。


断定することはできないにしても、必ずなんらかの影響はあるはずです。脂溶性物質と赤ちゃんの体の関係について参考になる実験が、インターネットの「花兄園 実験室」というサイトにありました。


まず、ニワトリに黒い脂溶性物質が入った飼料を食べさせると、ニワトリは黄身が真っ黒な卵を産みました。しかし、水溶性のイカ墨が入った飼料をやったときは、色素成分が体内から排出されたために本来の卵の色がまったく変わらなかったそうです。

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それから、着色料と毛染めに含まれている脂溶性物質にも気をつけましょう。


これから出産・育児を考えている方は、出産して授乳が終わるまでは着色料の使用と毛染めはやめた方がよいと思います。謀大学の研究によると30〜40才代の女性が出産すると、体内のPCBの数値が下がるという研究結果も出ています。


シックハウス症候群などの原因となる有害な化学物質を使わない「無添加住宅」を開発した秋田憲司さんの連載コラムより

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