【国の重要文化財の特別拝観・説明会が実現!】
今回のおさんぽカフェの目玉である、国の重要文化財「摂社幸神社本殿」を目の前で拝観させていただける機会をいただきます。
本来ならば、外からしか拝観できないのですが、1回だけ特別に拝殿の中に入って拝観させていただける上に、宮司さんから火走神社に関する説明会を行っていただけることになりました。
12月から3ヶ年の全解体修理が始まり、しばらく見ることができなくなるので、是非この貴重な機会をご活用ください。
時間は次の通りです。
日時:おさんぽカフェ当日7月23日(日) 12時00分
火走神社の摂社幸神社本殿は平成5年に国の重要文化財の指定を受け、中央の本殿は同年、泉佐野市指定文化財に指定しています。
摂社幸神社本殿は、次の特徴を有しています。
①大阪府内の重要文化財の中でも建立時期が古く、歴史上価値が高い。
②当初の部材や彩色などがほぼ現存し、室町時代の建築様式や建立技術を未来にも伝える学術的な価値が非常に高い。
③火走神社は日本有数の中世荘園の日根荘の世界を伝える貴重な場所、国の史跡地にあり、当時から受け継がれた社殿の存在は、泉南の中世地域史を語る上で、非常に重要である。
④『政基旅引付』には火走神社で風流などといった伝統的な芸能が披露されたり、村人たちとの生活と強い関わりをもったことが描かれ、今も地域の人々によって500年以上も昔のいにしえから守り伝え続けられている。
今も秋の祭礼「大木の担いだんじり」をはじめ境内で行われる色々なお祀りごとがこれからも継承され、この神社は日本の歴史文化を伝える貴重な文化財といえます。
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