これは、今までの無添加住宅の中でローコストで出来る工法で、従来の木造軸組在来工法を改良させたもので、2階の梁を登り梁として利用しています。(ただし、完全無添加ではありません)


●登り梁(垂木)はツーバイ材(2×8)を使用。
●1階床はタイル張り、蓄熱式床暖房システム付き
通常は1階床の高さはGLから600程度上げますが、ここでは120程度上げ、床材を木フローリングではなく、タイル張りとなっています。(RC住宅に良く使う工法です。)これにより、全体の階高を下げることが可能です。
●2階は大屋根の勾配部分が居室として使われる。
通常はフラットに天井を張りますが、ここでは勾配のままの天井となっています。低いところは床から500程度ですが、高いところでは3500程度にもなり、空間としては広く感じます。
●プランとしては間口8mが限界。棟の長さを伸ばすことは可能。
●大屋根であるのでどんなプランでもできるわけではない。
●3階建ては不可。
●ローコストである。
[仕様]
屋根:クールーフ(天然粘板岩)葺き
内外壁:漆喰塗り
キッチン・洗面台:無添加オリジナルキャビネット
建具:無添加オリジナル木製ドア
1階床:タイル張り
2階床:杉フローリング(幅広)
断熱材:炭化コルク(外断熱)
野地板:合板
浴室:ユニットバス
1階暖房:蓄熱式床暖房


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