無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(4)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家
無添加住宅 原点視察ヨーロパツアー記(4) 11/15~22まで、無添加住宅の原点であるヨーロッパ、フランス南西部~アンドラ公国~スペインへ視察に行って来ました。このツアーは無添加住宅の代理店をされている社員様で、北海道から九州まで、約40名で行きました。今回は4日目、フランスとスペインの国境にあるアンドラ公国からピレネー山脈を超え、スペイン・バルセロナまでの行程を紹介します。
ピレネー山脈に山あい、スペインとフランスに国境を接したアンドラ公国では、天然石で葺いた屋根、石張りの壁・・・・自然素材だけで建てられた家に人々は何世代にもわたって住み続け、築後500年近く経ったいまも美観が損なわれることなく存在しています。 今回は、この無添加住宅のデザインのルーツともなるアンドラでの建物を探求していきたいと思います。
 
アンドラ公国は、古びた家の集まった村というイメージだけが頭にあったので、この街の風景を見ると、それらが一変して消え去ってしまいました。フランスは消費税が19%あり、アンドラ公国は4%しかないのでショッピングに来る人が多いというので、こんな山の中の谷間でもショップがたくさんあります。
ビルの外壁にも粘板岩をタイル状にして貼っている。
アンドラ・リベリャ周辺地図 グーグルマップはここをクリック
 
 
数年前から建設ラッシュで、昔の面影が無くなっている様だが、まだまだ建設ラッシュは続いています。
ラベリャの街はピレネー山脈に囲まれているので、朝日があたりません。
アンドラ・カニーリョ地域は、細い路地の中を通って行きます。  
 
階段の段板には、粘板岩の平板が使われていました。無添加住宅で、扱っているクールーフグレーの天板ととても良く似ています。
ようやく細い路地を掻き分け、無添加住宅のデザインの原点ともなる家が見つかりました。屋根は粘板岩(玄昌石)で、壁も石積み。とても風格と風合いがあります。
 
アンドラにある家と無添加住宅ができた時に秋田社長がデザインされた家と、とても通ずるものがあります。  
 
 
 
 
花壇の立ち上がりの縁には、粘板岩を配置されていました。   こちらは、アンドラ公国の国王邸が山のふもとに見えます。
無添加住宅原点の家周辺地図 グーグルマップはここをクリック
アンドラを後にして、ピレネー山脈をバスで登ることにしました。途中、粘板岩の岩が崩れ、こういう石を屋根や壁に使用しているのだと思われます。
ピレネー山頂までもう少しです。
ようやく山頂に到着したのですが、スペインへの峠越えが雪のため、できず、急きょ戻って、トンネルを抜ける行程に変更となった為、山頂でのフリータイムは10分しかありませんでした。
  皆さん大急ぎで写真撮影しました
 
山頂はスキー場のようで白銀の世界です。
ピレネー山頂周辺地図 グーグルマップはここをクリック
トンネルを過ぎると、スペインとの国境。ここでは、税関のためトランクの荷物検査がありました。問題なく、通過できました。写真撮影が出来なかったので、Googleストリートビューの画像をお借りしています。
岩をくり貫いただけのトンネルがありました
湖 Panta d'Oliana の絶景ポイントの地図 グーグルマップはここをクリック
岩の色が赤く変わり始めました。この地の家はこういう赤い岩で外壁や屋根に使用していると思われます。
トイレ休憩した周辺の地図 グーグルマップはここをクリック
ポツンと建っている建物も絵になる風景
外壁や屋根の色が赤いものが増えてきた
奇妙な山の形をしています。モンセラート山。「モンセラート」とは「ギザギザな山(のこぎり山)」という意味があり、遠くからも見ることができる山肌の形状に由来している。ピンク色の礫岩などの堆積岩によって構成されている。これらは登山家にはよく知られている。
モンセラート山が見れる周辺の地図  グーグルマップはここをクリック
ようやくスペイン・バルセロナの街に到着しました。ここへ来るまで、バスの中でツアーコンダクターの方がバルセロナはとてもスリが多く、被害が続出していることを嫌というほど聞かされ、皆さん、バスから降りるのが怖くなるほどでした。 バルセロナでの内容は次回につづきます。
アンドラ~バルセロナまでの周辺地図 グーグルマップはここをクリック
むてんかスタイルふくろや
自然素材の材料選び応援隊

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