2002年にマンションをリフォームした時のこと(バルコニーウッドデッキ編)

めざせロハスでオーガニックな無添加な家

私、袋谷の自宅マンションのバルコニーをリフォームした時の当時の様子です。今から9年前に「自分たちで、できることは、自分たちでやる」ということをということで始めました。住んでいるマンションは、7階と8階で、メゾネットになっています。
今回は我が家で実践したマンションのバルコニーにウッドデッキを作った時のことを紹介します。 目的はリビングのフローリングとバルコニーの床とが段差が20cmほどあり、これをできるだけバリアフリーにし、裸足でも行き来できるようにしたかった。それと、バルコニーの床には防水を施しているので一切傷をつけないということで始めました。

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まず、ホームセンターに行って材料を買います。2×4のSPF材(スプルースパインファー)を6本。コーナンでは1本378円。2×4材のことをツーバイ材と呼ぶことにします。ツーバイ材をウッドデッキの下地に使用するので長手方向と短手方向とにそれぞれ3本ずつカットします。
カットした後は防腐・防水塗装します。キシラデコールが代表的ですが、匂いがきついので気になる方はや低臭タイプのものも発売されていますのでそれを選んでください。直接雨がかからないところですので、どれを選んでも大丈夫だと思います。

次に全体の大きさと配置を知るために仮置きしてみます。ここで気がつくと思いますがマンションのバルコニーは防水のために先端に向かって勾配がついています。だから仮に下地を置いた時点で斜めに傾いています。この傾きを調整し、水平にする必要があります。
また、床の先端には排水溝があります。万が一のときに清掃できないといけませんのでデッキは排水溝の部分だけ手前にカットすることを考えました。我が家のマンションはメゾネット形式になっているため、2階からバルコニーの状態を撮影しています。

写真のように水下へ行けば行くほど調整高さが高くなるのでキャンバー(かましもの)をたくさん入れてツーバイ材の天端に水平器を据えて微妙に調整します。あと、言い忘れましたがこれからの下地材はバルコニーの床には直接接着や釘等で留めていませんのでズレ止めの為キャンバーの下にゴムシートを置きます。キャンバーは大引きと根太の交差しているあたりに設置します。キャンバーにも防腐塗料を塗ります。

あとは大引きとキャンバーをビスで留め、根太と大引きをビスで留めます。根太は縦に置いているので長いビスでも大引きに届かないと思いますので、斜めにビスを打ちました。SPF材は比較的柔らかいので木の中にビスがめり込んでいきます。

下地ができたら、後はデッキ材を定尺に切り、ビスで留めていきます。今回のデッキ材はバンギライと呼ぶ鉄木です。インドネシア産で別名アイアンウッドとも言われ、水に沈む木で材質は非常に硬く、強靭で絶対に腐らないという特性を持っている。その為東南アジアでは、古くから港湾施設、鉄道枕木、造船、橋梁、建築等広く使われており、欧州でも港湾工事、水門,杭、遊歩道,デッキ等に使われている。20x100x2000の大きさで1本¥1000でした。張り方はデッキ材とデッキ材とを7~8mm隙間をあけました。あまり大きく開けると物が落ちて拾うことができなくなるので注意。

無添加住宅では、柿渋とベンガラをよく使用しますが、今回は豆乳と焼酎とベンガラです。無添加住宅では、色漆喰の素というのもあります。

まず、焼酎にベンガラを入れ、かき混ぜます。この時の焼酎は溶剤としての役割です。これをせずに豆乳に入れてしまうと、分離してしまいます。

その後に豆乳を入れ、かき混ぜます。これだと、お手軽に自宅でもできます。ベンガラは酸化鉄で、顔料の役割です。

前回のウッドデッキと今回のウッドデッキが並んでいると、色の違いがよくわかりますね。木は紫外線にあたるとグレーに近い色になっていきます。この鉄木は別に塗装をしなくても腐りにくい木なので、塗らなくても大丈夫ですが、今回は見た目を考慮して塗ることにしました。

塗り始めると、おいしそうなにおいがしてきます。塗った後、アリが列をなしていました。虫にも害のないものなんです。

少し、濃いと木目が見えにくく、べたっとしてしまいますが、豆乳の量の調整で濃さを変えることができます。仕上げにオリーブオイルか亜麻仁油を塗ると撥水効果があって良いと思います。

子供の木のテーブルなので、子供が塗りました。安全なので安心ですね。


むてんかスタイルふくろや
自然素材の材料選び応援隊

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