2002年に自宅を無添加住宅リフォームした時のこと(内装編)



私、袋谷の自宅マンションを無添加住宅リフォームした時の当時の様子です。今から9年前に「自分たちで、できることは、自分たちでやる」ということと「できるだけ無添加な素材」をということで始めました。

住んでいるマンションは、7階と8階で、メゾネットになっています。その階段を境に、区切られた部屋をワンルームにしました。床も同じ素材で、段差無しに仕上てあります。大工工事・設備工事と天井の漆喰塗りを、左官屋さんにお願いしました。自分達でしたのは、壁漆喰塗り・塗装・タイル貼り・ウッドデッキ・庭・棚・家具などです。細々とした雑工事(棚・タオル掛け・照明器具取付etc)も自分達で。日々、カスタマイズしつつあります。

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既存の壁はほとんどがプリント化粧合板でした。漆喰をこの上に塗るには穴を開け、付着力を増大させる必要があります。また、漆喰を何もせずそのまま塗ると木のアクが出て、黄色い斑点が無数に出てくる場合があるので、アク止め剤や化学物質封止塗料(AFMセーフシール)などを塗りました。

無添加住宅オリジナルしっくいを洋室には白を、2階の和室には黄土とわらを混ぜた少しアイボリー系の土塗り風漆喰を採用しています。

アメリカGE社製食器洗い乾燥機の周囲にタイル張っているところ
米のりで接着されたIN松製の扉に柿渋を塗っているところ
床はカバ(バーチ)に柿渋塗装をしました。

壁と天井は漆喰を塗り、床は無垢フローリング、扉は無垢集成材。
リビング入口のドアには框だけ残し、鏡板をくり抜き、透明ガラスを嵌めました。壁には、椅子のポスターを掛けてみました。
玄関に入るとすぐ横の壁は漆喰塗りの上におはじき(白)を埋め込んでいます。
玄関の上り框は御影石(山西黒)本磨き仕上げ。
ダイニングにはベンチ(タモ)とテーブル(IN松集成材+柿渋塗装、足はSUS)を作りました。実はこの集成材、昔、栗本建設工業千里モデルハウスで使っていたダイニングの板をいただいたものです。

リビングの床はカーペット敷きでした。遮音のこともあったので、カーペットをそのままにし、上から無垢フローリングを貼りました。

トイレの壁はプリント合板、床はクッションフロアでした。壁・天井は漆喰、床はクッションフロアを剥がすだけにしました。便座は木製に変更しました。

キッチンはアメリカGE社の食器洗い機。容量はたっぷりあるので家族皆の分を入れても余るくらいあります。その廻りに100角陶器タイルを張りました。目地は後々汚れるので濃灰に。シンクはリサイクルショップで手に入れた掘り出し物。
2002年時点では、GE食器洗機、コンロ台、業務用ステンレスシンクを置いているという感じでした。吊戸棚は公団タイプのまま。マンションの共用廊下が屋内廊下のため、給湯器はどうしても屋外には出すことができません。レンジフードも無く、油汚れがとても目立っていました。

2009年にうちの奥さんがキッチンをやり替えました。壁面をステンレスパネル。レンジフードはステンレスのオーダータイプ。食器洗い機は既存のまま。シンクと天板はステンレスのオーダータイプで一体成型。側面とワゴンの正面には無添加住宅の樺(バーチ)のフローリングを貼っています。吊戸棚はシンゴン集成材に柿渋塗りという仕様です。

システムキッチンにしなかったのは、見た目だけではなく、自分の使い易いキッチンをカスタマイズするということがコンセプトのようです。


幼児用の机とミニキッチンを兼ねたものを2006年12月奥さんが製作。

本棚はIN松集成材で壁一面に作りました。2007年5月施工。

製作したのは、最近めっきり大工塾を卒業して以来、腕をふるっているうちの奥さんと息子との二人で作ったこの造作家具。なかなかのものです。2010年10月に製作しました。 まず、和室の一部を畳上げして、シンゴン集成フローリングを貼り、その上に柱と梁のフレームをネットでプレカット注文し、いわゆる通信販売でプレカットをするという新種の工法です。あとは、組み立て、座面は、肌にも暖かくやさしいシンゴン集成フローリングを貼っています。この二段ベッドの詳しいことは→こちら

これは、つい最近のことですが、最上階の天井は断熱として炭化コルクを貼りました。

炭化コルクの上に漆喰塗り。2011年8月施工。

足場板を棚板にし、アイアンでフレームを組んだTVラックです。2010年8月奥さん製作。

設計:ふくろや建築設計事務所 http://fukuroya-net.com/




むてんかスタイルふくろや
自然素材の材料選び応援隊



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