無添加住宅オリジナル漆喰はタバコのヤニがつかなかった


4年前に沖縄県名護市にあるスーパーホテル沖縄名護の1階の共用部にある喫煙ルームに無添加住宅オリジ
ナル漆喰を塗りました。
つい先日、沖縄に行った際に宿泊し、状態を確認したところ・・・
しっくいは白のままですが、無添加住宅のポスターは、白だったはずなのに・・・ヤニで黄ばんでます。

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2007年に沖縄県の金秀建設様によって名護市にあるスーパーホテル沖縄名護の1階の共用部にある喫煙ルームに無添加住宅オリジナル漆喰を塗りました。 拡大してみると、ポスターが黄ばんでいるのがわかります。
玄関エントランスの外には、沖縄では珍しくない石灰岩が貼られています。これは、無添加住宅ではコーラルストーンをよく使用しますが、ほぼ同じ種類の物です。この石灰岩を粉々に砕いて、加熱処理し、その後水で溶かしたものが漆喰の源である消石灰になります。。
静電気のお話し
元々静電気は、天然の樹脂(つまりプラスチック)である琥珀(コハク)を布などで擦ったときに物を引き付ける性質が現れることから発見されました。琥珀はギリシャ語で"elektron"と呼ばれますが、これが"electricity(電気)"の語源です。人間が電気を意識した発端は摩擦帯電だったわけです。

合成繊維やプラスチック製品は静電気を帯びやすく、それゆえ埃や汚れが付着しやすいのです。静電気を単純に言うと、「プラスやマイナスの電荷が流れないでじっと止まっている状態」ということになります。

 世の中の全ての物質の元は原子で、その原子はプラスの電荷を持った原子核とマイナスの電荷を持った電子とからできています。この原子から電子をはぎ取るとプラスに帯電した正イオンが残り、はぎ取った電子を別の原子に与えれば負イオンができます。このような正イオン、負イオン、または電子が、静電気の起源です。

ただし、普通の状態ではプラスの電荷とマイナスの電荷は釣り合っていて、全体としては中性になっているので、静電気は見えません。ところが、何らかの原因で電荷に偏りが発生すると、プラスとマイナスの帯電が外から見えるようになります。このようなバランスの崩れた状態が、静電気を帯びた状態です。

<プラスに帯電しやすいもの>
アスベスト
毛皮・人毛
ガラス
雲母
羊毛
ナイロン
レーヨン


木綿

木材
人の皮膚
亜鉛
アセテート
アルミ

エボナイト


ニッケル

ゴム
ポリスチレン
白金
ポリプロピレン
ポリエステル
アクリル
ポリウレタン
ポリエチレン
セルロイド
塩化ビニル
テフロン
この序列の中で、遠く離れている組み合わせほど、接触させた時に多く帯電する傾向がありますから、例えばウール(羊毛)とアクリルを重ね着すると、相当な静電気が発生することがわかります。

この表からも決して、
天然素材だからとか、無機質だから静電気が帯びないということは、ありません。

また、漆喰や珪藻土に樹脂が混入されていたり、塗る前の下地段階にアクリルエマルション樹脂などのシーラーを塗っているものなどは、静電気を帯びる可能性があります。

また石鹸の成分である界面活性剤には表面に水を吸収しやすい膜をつくったり、滑りやすくすることで静電気の発生を抑える効果が得られるものがあります。フィルムでは、帯電防止にするために炭酸カルシウム(=漆喰)を混ぜていることもあります。
<マイナスに帯電しやすいもの>

自然素材の材料選び応援隊

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