音が鳴るのは嫌だ、隙間があくと掃除が嫌だと思ってしまいますよね。
汚れたらお手入れが大変じゃないですか?
音を鳴らないようにとか隙間をあかないようにするには、簡単なことなんですよ。
この無垢の木にウレタンという塗装をしてあげればいいんです。
でも、このウレタンという塗装って、どんなものか知ってますか?
実は、皆さん色んなところで目にしています。
家具屋さんで売っている家具のほとんどが塗られていますし、飲食店のテーブルやカウンターが木でできているところも全て塗られているんです。
これは、お店の人がそうしてくれと注文しているわけではありません。
作っている人が、今後、クレームを聞きたくないので、塗っているんです。
でもアンティークな昔からあるお店は違うかもしれませんね。
新建材でしたら、フローリングと建具がほぼ全て表面に塗られています。
ここでも実は、メーカーさんがこのウレタン塗装をわるぎがあって塗っているわけじゃないんです。
自然派でしたら、私たちと同じような無垢のフローリングや建具、漆喰でつくられているものはいいですが、中には、建材メーカーの作った巧妙な製品を採用しているところもあるので注意してくださいね。
その巧妙っていうのは、表面に塗るとすぐわかるので、木の繊維に染み込ませたり、塗壁の材料に樹脂を混ぜたりしていますが、カタログには一切表記していないんです。
特にシステムキッチンなどが天然木で作られているものなどは要注意ですね。
何でも燃やしてみると臭いでわかりますけどね
住宅メーカーさんは、昔、初めて木のフローリングを使いました。
しかし、引き渡したお客様から、寒くなったら隙間があいてきたんで、どうにかしてください。
また、キーキー音が鳴って、止めてください。などとクレームが続出してきたんです。
住宅メーカーさんは、すみません、隙間はどうしようもありません。
音鳴りは、その部分だけ、大工さんに張り替えてもらい、治りました。
が・・・しかし、またちょっとしてから、同じように、今度は違うところが鳴ってきました・・・とまるでいたちごっこです。
住宅メーカーさんは、もうこれでは、補修でお金がどんどん出て行ってしまうということで、建材メーカーさんに、クレームの無いフローリングを開発してくれと頼みました。
すると、今のような複合フローリングが誕生したんです。
このフローリングって、よく見ているので、当たり前だと思っていると思いますが、木の模様はほんの表面だけで、あとは合板という接着剤で固められたものが裏についています。
これは、新築当初は強度はとても強いんですが、年々劣化していきます。
それと、木の表面にツルっと光沢のあるこれが、ウレタン塗装です。
ここからがとても大切なお話をします。
無添加住宅では、従来人々の健康に着眼点を置いてきました。
そこで、最近はようやくどこの会社さんも健康に重要視していただいて、僕らがわざわざ健康にいいですよというまでも無く、広まってくれました。
それは、とてもありがたいことだと思っています。
しかし、次に重要視しているのでか、人々の命です。
本当はそちらの方が先なんですが、無添加住宅では、人の命を守りたいさらに建物の寿命も延ばしたい。そう思っています。
それは、普段何気なく聞いているニュースで、人々は信用してしまっているという事実。
これが、情報操作されていて、間違った情報を流されているとしたら、一体何を信じますか?
この話はほんのひとつですが、他にも色んな業界でそういうことが起こっていると思います。
マスコミと政治と経済界、しいては法律までが、作り上げた情報操作。
日本が経済を向上させるために、本当のことを伝えていないものがいくつかあります。
よくニュースで火事になると何が原因で死亡しているって言ってますか?
・・・一酸化炭素って言ってますよね。これって、みんな信じ込んでいますよね。
一酸化炭素の出る時って、じっくり考えると、酸素が無くなったときでしょ?
不完全燃焼ってよく言いますよね。
火事になって、酸素が無くなったときって想像すると、相当経ってからでしょ?
最初に燃えるものと言えば、室内の表面にあるもの。
壁や床、家具、カーテン、扉などです。この表面にあるもので、一番面積を占めているものが、実は・・・ウレタンと塩ビなんです。
ウレタンは燃えると青酸ガスが出るんです。
「ウレタン_燃焼_青酸ガス」ってインターネットで検索していただければ、出てきますが、青酸ガスって、シアン化水素ともいい、昔、第二次世界大戦でナチスドイツ軍が化学兵器で使用したものと同じです。
こんな毒ガスが一酸化炭素の前に出ているという事実は、世間一般の人はいませんよね。
でも、消防署の人はよく知っています。現に私たちのお客様で消防署の人も多いので・・・。
あと、システムキッチンや洗面化粧台の表面材もメラミンといって、同じく青酸ガスが出ます。
これらの化学式の共通点は窒素(ちっそ)[N]が入っているということで、窒素化合物になっているということです。
窒素が入っていると燃焼させた時に青酸ガスが発生します。
壁のビニールクロスは塩ビというものがまだまだ多く、これは燃えるとダイオキシンが発生します。
こちらは塩素[Cl]が入って、塩素化合物になっているということです。
これらの事実関係を調べてみようと思って、インターネットを色々探していると、見つかったんです。
実は、昭和45年に東京大学の教授がこれらの燃焼ガスで既に実験をされていて、ねずみがどれだけ死ぬかを研究されていたんです。
それによると、ポリウレタンとメラミン、塩化ビニール、難燃合板が5匹中5匹とも死亡しました。
しかしポリスチレンでは、1匹も死んでいません。
ポリスチレンとは、発砲スチロールのことです。あれは、水と二酸化炭素が出るので安全な部類です。黒い煙はスス(炭)です。
難燃合板が死んでいるというのは、難燃剤によく臭素をいれることがあるので、それが燃焼すると青酸ガスが出ます。
ですので、難燃とか準不燃という言葉にも特に注意をして欲しいのです。
言葉からすると燃えにくいとあるのですが、実は、炎はあげないけど、ガスは出るという恐ろしい言葉のマジックなのです。
これらの言葉は建築基準法という法律が作り上げたのです。
この法律は、裏をかえすと恐ろしいことがたくさんあります。
例えば、耐火〇〇とか防火〇〇とか・・・これらは、外からの火に耐えなさいということなんです。
中からの火には内装制限という方法で決められていますが、ほとんど大規模建築のみに規準があり、住宅には台所以外はありません。
しかも、この内装材は先程の難燃とか準不燃とかいう材料で作っていればいいですよって決まってます。
これは、毒ガスのことを全く視野に入れていないんですよ。
住宅は自分で守りなさいっていう法律なんです。
事実、外からの火事より室内からの火事の方が圧倒的に死亡者が多いんです。
他のハウスメーカーさんでも、法律を規準に建物を考えているので、外からの火しかカタログに載っていませんよね。
これが、なぜニュースで伝わらないかというと、今までたくさん経済を潤っている製品が売れなくなるからなんです。
あと、火災での年間死亡者数のグラフを見ていただくと、ここ最近では平均して2000人は亡くなられています。
グラフは高度経済成長の1950年代からどんどん右肩上がりに増えています。
これは、過去にあげた建材歴史年表を見てみてください。
建材が開発された年月が書かれているので、実際、各家庭に新建材として行き渡るのは、10~20年はかかります。
そうしてみると、石油製品のオンパレードが1930~1950年代に開発されていますから、ちょうどその10~20年後から火災での死亡者が増加していることがよくわかります。
死亡者が2000人に達したところで、ようやく全家庭に新建材が行き渡った時代ということになります。
この死亡者を私達は少しでも下げていきたいと全国の代理店を通じて呼びかけているのです。
昔、江戸時代では、火事でも煙は白かったものです。
私たちは、究極の選択をお客様にしていただいているようなものなんです。
「命と隙間や音鳴り、どちらをとりますか?」って・・・
これらを動画にしたものがあります。
ぜひ、御覧下さい。
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