静岡建築 しっくいとグルメの旅【1】

りんくうLINES管理人gufoの日記
静岡建築 しっくいとグルメの旅【1】

2010年8月18日~4日、静岡県に建築のしっくいとグルメの旅に行ってまいりました。静岡へは仕事上よく行って入るのですが、伊豆半島までは行ってはいませんでしたので、今回少し足を延ばして伊豆の下田までいってまいりました。伊豆といえば、漆喰鏝絵で有名な江戸時代の左官職人「入江長八」の作品が展示している長八美術館がありますので、今回はこれをメインに考えました。
伊豆の長八美術館
設計:石山修武

初日は、車で関西から一番遠くまで足を延ばし、伊豆半島の南の端まで行くことにしました。伊豆でも西南に位置しますので、関西から車で行くとなると、気合を入れないと行けません。建物は早稲田大学の教授である石山修武氏が設計をし、吉田五十八賞も受賞されたものです。ただ、個人的には中身は江戸時代の鏝絵に対して、建物はポストモダンのこのデザイン・・・箱と中身とが合っていないようにも思えます。ポストモダンは近代的な素材でデザインの主張が勝ってしまう場合が多く、展示物を浮き立たせるためには周りの物は静かなデザインの方が良いのかなと・・・見てて感じました
鏝塚は左官技術の粋を集め全国左官職人の魂として鏝を奉納しています。

日本左官業組合連合会の鏝塚建立委員会(無添加住宅代理店でもありますサンキホーム様の前会長 木本勝己委員長)が中心となって松崎町の長八美術館前に建設していたもので、中央正面には小泉純一郎総理大臣揮毫(きごう)による「鏝塚」の書も掲げられている。

内部は、鏝の奉納スペースとなっており、天井が星七宝のほか、中心飾りが石膏引型(円形)で、その周りにも鳳凰の鏝絵が施されている。
「伊豆の入江長八は江戸時代の左官職人として名人でした。長八の漆喰鏝絵は西洋のフレスコに優るとも劣らない壁画技術として、芸術界でも高く評価されています。両者は共に漆喰の湿材上に図絵する技法で、フレスコは漆喰面と、顔料溶液との化学的融合により堅固な画面を作り出すのに対して長八は、特殊な方法で下地を作り、色彩を自由に駆使する鏝画で、薄肉彫刻を併用する長所があります。
この様に貴重な長八の代表作品約六十点を二棟の展示館に集めています。

伊豆の長八美術館  http://www.izu-matsuzaki.com/cyouhachi/cyouhachi.html
静岡県賀茂郡松崎町松崎23
TEL.0558-42-2540
■開館時間:09:00~17:00
■休館日:年中無休
■入館料:大人500円 中学生以下無料

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
沼津港
沼津港で捕れたての魚を沼津港飲食店街で食べることができます。30軒以上あるので、探すのにも不自由しません。
金目鯛煮付定食 \1580 鯛の胡麻醤油和え丼 \1580
駿河の味 どんむす
静岡県沼津市千本港町115-4
055-962-5111
http://r.gnavi.co.jp/n084301/
下田といえばペリー率いる黒船が来航したところ。勝海舟と坂本龍馬、吉田松陰との出会いのきっかけとなった場所でした。
道の駅 開国下田みなと(ベイステージ下田)
静岡県下田市外ヶ岡1-1
TEL0558-25-3500
http://www.kaikokushimodaminato.co.jp/

リーズナブル度
オススメ度
エ  コ  度
金目鯛刺身定食 金の石焼丼 \1350
萬望亭
静岡県伊東市八幡野539-20
TEL 0557-54-1265
営業時間 11:00~20:00
http://www.manboutei.com/
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