めざせロハスでオーガニックな無添加な家
最近は朝晩涼しくなりましたが、ほんの少し前、まだムシムシと湿気があった暑い日、ふと、無垢の木のテーブルの上を見ていると、何やらダニのような小さな虫が数匹動いていました。
とりあえず、消毒用アルコールで円を描いて、その虫たちを囲ってみると、そこから出ようともしません。
とりあえず、消毒用アルコールで円を描いて、その虫たちを囲ってみると、そこから出ようともしません。

一匹だけ直接アルコールを一滴落としてみると動かなくなってしまいました。採取して顕微鏡で見てみることにし、その虫をインターネットで検索すると、チャタテムシということがわかりました。時間が経つと少しずつ回復したのか、動き出してきました。死んだわけではなかったようです。

■チャタテムシ
「チャタテムシ」(漢字で書くと、茶立虫)(主に住まいで見られるのはヒラタチャタテ:チャタテムシ目コナチャタテ科)は日本を含んだ全世界でみられる、ワールドワイドな虫です。
成虫は1~1.3mmと小さく、翅は無く飛びませんが、割合活発に動き回るのが特徴で、1匹1匹は小さくても、大量発生するとワサワサ蠢き、ものすごく気持ち悪いのものです。
見た目のサイズなどからダニに間違われることも多いのですが、チャタテムシ自身はダニと違って人を咬んだり刺したりはしません。
ただチャタテムシはツメダニに捕食されるため、<チャタテムシが殖えるとダニが殖える>という相関関係にある点に留意しなければなりません。
チャタテムシは雑食性で、ダニ同様ホコリや人間のフケなども食べますが、特に好むのは「カビ」です。
また、冬の間、結露が続いた窓近辺の壁面(壁紙の内側)などで大繁殖することがあり、結露に思い当たるふしのあるお宅では要チェックと言えます。
つまり、およそ高温多湿で薄暗い不潔な状態(カビが生えるなど)を最適環境としますので、ゴキブリ並みに住まい内で繁殖されては不名誉な害虫であるといえます。
■予防と対策
その発生を予防するためには、乾燥が第一です。特に梅雨から夏にかけての、屋内の通風(収納部も含め)を心がけることで、吹きだまりになるところやごみが多い所に要注意です。かなり住まいのカビ対策に影響しますので、チャタテムシ予防の観点でも、大変重要です。住宅では外からの風通しを重要視しますが、梅雨時の湿度が高い時に窓を開けると逆効果です。
一般的なビニールクロスの家では、我慢できないかもしれませんが、無添加住宅のようにしっくいを塗られている壁の場合は、湿度を吸ってくれますので、窓を閉め切った方が良いのです。逆に調湿効果のある内装の場合、湿度の高い日に窓を開けていると、ドンドン湿気を吸うと思いますが、限界を超えると吸いません。
また、長く段ボール箱を床に直置きしておくこともあるかと思います。しかし、これもダメです。古新聞・古雑誌の放置も避けたほうが良いです(特に、ジメジメと湿った部屋は危険)。
チャタテムシは、ほぼどんな住まいにもいます。多少の発生では実害もほとんどありませんし、見つけ次第、洗剤で拭き取ったり掃除機で吸い取るなどの対処でも十分処理できます。
発生箇所が床や壁面であれば、まずエサとなるカビを「消毒用アルコール」を塗布し、カビを殺します。間違っても殺虫剤などをまかないようにしてください。市販の殺虫剤は体に蓄積してしまうので、虫を殺すつもりが、自分の体を痛めてしまうことになるのです。
また、長く段ボール箱を床に直置きしておくこともあるかと思います。しかし、これもダメです。古新聞・古雑誌の放置も避けたほうが良いです(特に、ジメジメと湿った部屋は危険)。
チャタテムシは、ほぼどんな住まいにもいます。多少の発生では実害もほとんどありませんし、見つけ次第、洗剤で拭き取ったり掃除機で吸い取るなどの対処でも十分処理できます。
発生箇所が床や壁面であれば、まずエサとなるカビを「消毒用アルコール」を塗布し、カビを殺します。間違っても殺虫剤などをまかないようにしてください。市販の殺虫剤は体に蓄積してしまうので、虫を殺すつもりが、自分の体を痛めてしまうことになるのです。
アレルギーの原因はダニやカビなどでは無く、こういった殺虫剤や抗菌剤、消毒などの行為をお子さんにしてしまうからなんです。お母さんの行動が家族をアレルギーにしてしまっていることに気付いてください。蚊除けのスプレーや塗るタイプも皮膚の汗腺からその成分が入ってい行き、血液に溶け込み、脂肪分に蓄積していきます。
でも、あまりにも大発生してしまったチャタテムシ駆除は、害虫駆除業者等のプロへの相談・依頼をおすすめします。また、それはもともとある住まい自体の問題を解決するきっかけになるかもしれません。よく、新しい虫を見るとすぐ、住宅を建てた工務店へ電話をし、欠陥住宅というかのごとく言われる方がおられますが・・・ちょっとそれは、ようく考えて下さい。実は恥ずかしい話なのです。自分ところの失態をさらけ出しているということなのです。
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